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"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録187441号」を取得しています。
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2010年10月分
「お挽きは?」
としか言えなかったのだろう某大手コーヒーショップチェーンの店員。豆を挽くか否かを訊ねたかったのだろうが「お挽き致しますか?」と言えば済むのに、単に「お」「ご」「いただきます」を付ける雑で粗い現代敬語(とは最早言えぬ)しか知らぬ悲しい限界がそこに。
●No.3453/10.10.31
「(岡田幹事長との)面会を拒否。」
という小沢一郎の態度を知っただけで、この男を日本の指導者にしてはならないと強く思う。私は検察審査会の現状には不信を抱くが、コミュニケーションを拒否するこうした態度こそが日本国民の嫌悪と疑惑を生むのだ。しかも社会人としても失格なのは言うまでもない。
●No.3452/10.10.30
「巣鴨駅で発生した
 線路内立ち入り。」
本日18時頃、巣鴨駅で発生した線路内立入の影響でまたまた(運がないと言われるが)打合せに遅れる。許せないのはJR山手線で帰宅時の23時にもかなりの遅延が出ており、その理由をこの立ち入りにしていた事だ。嘘ではないだろうが他の要因を思わざるを得ない。
●No.3451/10.10.29
「四谷のお宝さがし。」
を東京・四谷の地元の方が企画しているとか(本日の『東京新聞』朝刊)。よく行く街だが、駅前の飲み屋街に隠れた名店が多いものの集客力が高い場所ではない。この記事に興味が湧いたのは、私鉄沿線情報誌を制作中に、どんな街にも歴史と文化があると知ったからだ。
●No.3450/10.10.28
「ケンコバさんが花嫁候補の条件。」
と言った山崎夕貴アナの助詞の使い方をすぐに指摘したケンドーコバヤシ氏(本日午前深夜の『ヤマサキパン』)。「ケンコバさんの」か「ケンコバさんが挙げた」が正しいのだが、普段の会話でも助詞の言い間違いを普通にみんな直して言うのに、話すプロだけがしない。
●No.3449/10.10.27
「線路内立ち入りの影響で。」
本日、快速急行が一時運転中止になった小田急線で新宿駅にやっと着いたら、同じ理由でJR中央線が一時運転中止になり立ち往生。私は頻発する「線路内立ち入り」が公私の区別が消えつつある日本人の思考様式に起因すると考える。車内化粧や携帯使用と同じであると。
●No.3448/10.10.26
「いま車内ですか?」
地下鉄のホームで携帯電話を取った私に当社事務機器代理店の営業の方がこう訊いてきた。真っ当な配慮だ。私はこの後、携帯で話しながら乗車し背後に迷惑をかける男、携帯片手に自動改札をエラー通過する女を見かけた。通路の中央で携帯を使う者も多し。日本人って?
●No.3447/10.10.25
「10月突然大豆のごとく。」
とはシティボーイズの公演のタイトルで昨日、東京・初台の「新国立劇場」にて観賞。パンフレットで出演者が展開する「大豆論」が楽しいが、公演内容とタイトルが直接関連するわけではない。ただ、社会事象を皮肉った脚本と3人+4人の力の抜けた演技がたまらない。
●No.3446/10.10.24
「達意の文。」
「相手に理解される」意の文章作法を紹介した野内良三著「日本語作文術〜伝わる文章を書くために」をブックデザイナーの鈴木一誌氏が紹介(本日の『週刊ブックレビュー』)。「常套句を使いこなす」などの提言に出演者から異論。常套句活用に絶対はなく使い方次第。
●No.3445/10.10.23
「タマゾン川。」
ペット用に飼われた熱帯魚が各地の河川に放たれ生態系を乱しているという(本日の『朝日新聞』夕刊)。この名はレッドテールキャットなどが棲息する多摩川の別称だが、もちろんこの川だけの問題ではない。我が子にさえ無責任なのだから、魚に何をしようと驚かない。
●No.3444/10.10.22
「大林宏検事総長。」
の本日の記者会見の全容を知りたい。NHKニュースの報道を正確にメモできなかった。大林氏は、大阪地検のデータ改ざんを「いかに重大な事と認識できるかどうかが問題」という趣旨の発言をした。そんな事はもちろん小学生でも分かる。あらゆる謝罪会見は形式的だ。
●No.3443/10.10.21

※朝日新聞にはなかった。
「食事は絶対的に
 美容に影響する。」
と料理研究家の松見早枝子氏(『ファミリー109』10月号)。よく見る情報だが、やはり興味深く読んでしまう。しかし、肉類・玄米・海藻・茸・乳製品・発酵食品と結局はバランスのよい食事に尽きるのだ。たまに仕事で泊まってコンビニ食だと途端に変調をきたす。
●No.3442/10.10.20
「ビル前喫煙。」
という言葉はまだないようだが、最近、禁煙のビル内を避けてビル前で集団喫煙する風景が見られるが誠にみっともない。たまに喫煙しながら携帯で仕事らしき電話をする姿も見かけるが理由が分からない。メモを取る必要はないのか。エレベータ前喫煙の害も多いようだ。
●No.3441/10.10.19
「あの世別居。」
死んで夫の家の墓には入りたくないという考え方をこう呼ぶのだそうだ(本日の『あさイチ』)。娑婆の人間関係が希薄化するように、あの世も世知辛くなったという事か。我が妻は「あんな狭い場所は嫌だから、死んだら海にお骨をまいて」と言う。さて、残された私は?
●No.3440/10.10.18
「忙しい人を、
 美しい人へ。」
というパナソニックの美容器具のキャッチフレーズがある。先日は某化粧品ブランドで"通勤時間を美しくなる有意義な時間"と捉えなおしたシンプルなお手入れ訴求があった。もちろん私だって朝は慌しいが、定時に帰る普通のOL達のどこがそんなに忙しいのかと思う。
●No.3439/10.10.17
「CS。」
この時期は「クライマックスシリーズ」と読むのが普通だろうが、本日の阪神・巨人戦は関東地区での地上波中継がない。それはともかく豊田泰光さんが今週の「日本経済新聞」で「ちゃぶ台返し」と批判されたペナントレース無視のこの制度は、私にも全く理解できない。
●No.3438/10.10.16
「イロマンゴ島。」
と書いて「えっ、エロマンガ島じゃないの?」と思った方は長嶋有ファンか。「エロマンガ島の三人」を私も読み終えたが、南太平洋の「Erromango Island」の本来の発音はどちらか。しかし手塚治虫と富永一郎両氏が行っていたとは、さらに謎は深まりぬ。
●No.3437/10.10.15
「デイトDV。」
交際中の若い女性の5人に1人が暴力を振るわれた経験があると本日の「NHKニュース」。こんな名前を晒している点が既に胡散臭い。つまり恋人同士という特定の状況ではなく現代人(それが10代といえるかは疑問)そのものが凶暴化している現実をなぜ見ないのか。
●No.3436/10.10.14

なぜ安閑と「草食男子」などと騒ぐのか、日本はあらゆる分野で危機を詳らかにする能力が欠如している。
「信頼。」
について続けて書いたが、いま日本社会は他者の信頼云々を居丈高に言えるのかと強く思う。我々とて隣人を信頼できるかから考えれば分かる。食品偽装が世間を騒がせたが、いま3種の食品パンフを作成していて、豚肉の胡麻油のオリーブオイルの、信頼が揺らいできた。
●No.3435/10.10.13
「世界遺産を
 舞台に
 盆栽の銘品が
 一同に集う。」
しばらく前まで目にした日光で開催の盆栽展を告知する車内吊り広告のキャッチフレーズだ。「一同」には「そこにいる者全部」以外、意味はないはず。しかしインターネットには誤用例が夥しく「一堂」に集う。国語教育の欠陥と変換への妄信がかくの如き惨状を生んだ。
●No.3434/10.10.12
「恵文社。」
京都・一乗寺にあるこの書店(文具売場併設)は正にカルチャーショック。1時間半以上滞在していた割には(『文庫売場がなく作家別陳列がない』という以外)一般書店との精細な比較はしなかったが、一冊、一冊の本の配置に妙味があり本が生きているかのようだった。
●No.3433/10.10.11
「月光荘。」
という銀座にある画材・文具のお店の名を本日訪れた京都・一乗寺の「恵文社」さんで知る。創業90年で一度も広告をしない理由は「実際に商品を使ってみない事には、商品の本当の良さを理解してもらうのは難しい」から。だからこその広告ではあるのだが、一理あり。
●No.3432/10.10.10
「気難しい担当者。」
のはずだったのにごく普通の方で、かなり修正が入るはずだったのに殆どそのまま、先方には考えがないはずだったのにちゃんと方針が用意されていた。事ほど左様に想像や憶測には発信源の人の先入観が大きく働くので、結果的に見当違いだった例が多いのは確かである。
●No.3431/10.10.9
「今後、取材の倫理と
 コンプライアンスを
 遵守するよう指導を徹底。」
と何度聞いたかNHK(本日の『NHKニュース』)。記者の情報漏洩への発言だが、先日書いた通り信頼は検察だけが失ったのではない。今日は警察が取調べ中の暴言で告訴された。マスコミは自らの姿勢を含めあらゆる信頼が失われつつある「日本」を問題視すべきだ。
●No.3430/10.10.8
「ちぐさ。」
この横浜・野毛のジャズ喫茶が期間限定で復活とか(昨日の『朝日新聞』夕刊)。当社が某私鉄沿線情報誌で野毛を取材した際は閉店直後で、私もこの店の前を通り過ぎるのみだった。日本のジャズ発祥は神戸との説もあるが、最も有名なジャズ喫茶である事は間違いない。
●No.3429/10.10.7
「幼児虐待。」
を「我が子に苛立つ」という現実から論じ合った本日の「あさイチ」。子供のない私が何を言えるわけでもないが、いま「信頼喪失」が検察ではなく日本の問題であるのと同じく、「苛立つ」のは母親固有の問題ではなく、日本人全ての問題と捉えない限り解決の道はない。
●No.3428/10.10.6
「国勢調査。」
は総務省統計局のWEBサイトに「日本国内に住んでいるすべての人・世帯を対象」とある。この記述はおかしい。「人」は「世帯」に帰属するのだから、「世帯を対象にその中の人を調査」と記すべき。表札に仕事上の旧姓を掲示していた妻に届いた一通に疑問を感じて。
●No.3427/10.10.5
「(笑)。」
を「絵文字じゃないんだから一文字で済ませないで」と、許せない表現に挙げたのは甘糟りり子氏(本日発売の『サンデー毎日』10.17号)。私も(笑)は絶対に使わない。雰囲気を伝えたければ当然、文章で綴るべきだし、(笑)ではどんな「笑い」なのか分からぬ。
●No.3426/10.10.4
「中央宣興倒産。」
という1日のニュースは、少なくとも広告業界に身を置く者としては衝撃的だった。経営者の悪評は従来からあったが、銀座通りを歩く度に看板を目にした老舗の代理店だ。私も間接的だが関係があった。紙からWEBへの流れに乗り遅れたともいうが、業界は依然厳しい。
●No.3425/10.10.3
「日本社会全体のタガがゆるむ。」
と大阪地検特捜部問題に関し吉岡忍氏(昨日の『ニュースウオッチ9』)。日本社会の求心力の低下という言い方で初めて日本そのものを批判した。地検を鈍感と蔑むなら、NHKは自らの不祥事にも言及すべきだ。これは単に検察だけの問題ではないと、なぜ誰も言わぬ。
●No.3424/10.10.2
「見誤った。」
と仙谷由人官房長官。尖閣諸島問題で乗員14人を帰国させた際の中国側の対応に対してだが、法に准じるなら中国の反応など関係ない。那覇地検の判断に政府が介入していない、細野議員の訪中を知らない、と子供だましの嘘を続ける体たらくは、とても見てはいられぬ。
●No.3423/10.10.1

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