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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
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2018年8月16日
「打ち合わせは降りてから!」
とNHKのエレベーター扉に掲示されていたと森達也氏(『生活と自治』8月号)。意味を問うと「よく分からないのです」とディレクターが答えたと言うが、同所での会話自粛は新入社員でも知るルールだ。これはNHKの低水準を示すのか政治家の圧力への忖度なのか。
●No.5891/8.16

「鋳型に入れたような悪人はいない。」
という夏目漱石「こころ」の先生の言葉を先日の「日本経済新聞」朝刊/春秋で紹介。敗戦間近の8月8日、立川市に落下した米軍機から脱出した米兵を縛り付け老若男女の人々が1回ずつ殴り首を切って埋めた出来事をこの言葉と関連付けて綴った。自分ならどうしたか。
●No.5890/8.15

「マイフェイス・マイスタイル。」
とは特徴的な“見た目”で悩む方々の交流の場を設けるNPO法人(先日の『朝日新聞』朝刊)。唇やアゴが裂けた「口唇口蓋裂」や顔に大きな痣のある「単純性血管腫」などによるが「思わず見るのは仕方ないけれど二度見、三度見はやめて」と言う。私もそうしている。
●No.5889/8.14

「Yokan is a bar of gelled sweet bean paste
 made chiefly of azuki beans,sugar,
 and agar. 」
虎屋「お菓子のしおり」から。日本文化を説明するときほど英語力だけでなく日本文化の知識が必要と思う事はない。しかし、知識がなくても会話を進める場合もあるから、その文化を比喩的に語れる力もいる。いずれにしてもコミュニケーションには国語力が必要なのだ。
●No.5888/8.13

「フランスのベートーヴェン。」
とはサン=サーンス(昨日の『題名のない音楽会』)。「2歳でピアノを弾きこなし3歳で作曲する」という紹介が彼の天才性を物語る。「クラシック界のダ・ヴィンチ」と呼ばれたのは、史上初の映画音楽や交響曲の作曲、天文学、数学まで才能を発揮したのが理由とか。
●No.5887/8.12

「これで終わり。」
と決めた方が「濃密だった25年間が人生の中でよりいっそう鮮やかな思い出になる」と9月16日での引退を決めた安室奈美恵氏(『Numero TOKYO』119号)。「これからの人生は割と質感を大切にしながら生活をしたい」と述べた第二の人生に注目したい。
●No.5886/8.11

「熱中症対策は?」
と訊かれ「睡眠時間と朝食をとる」と答えた建設現場従業員を紹介した先日の「ガイアの夜明け」。NHKニュースは「給水・冷房と外出回避」しか言わないが、この睡眠時間(休養)と朝食(食事)も注意すべき。熱中症で倒れた人々の疫学的検証がなされないのも疑問。
●No.5885/8.10

「骨の花。」
を撮影する徳重秀樹氏が作品工程を紹介(先日の『日本経済新聞』朝刊)。ペットショップで餌として売られる冷凍マウスを解剖し骨を取り出し、加工せず接着剤で花のオブジェに組み上げ4×5インチで撮影。子供の頃、死んだタヌキを解剖したのが発端というのも凄い。
●No.5884/8.9

「新宿ゴールデン街のひとびと。」
という写真集を出版した佐々木美智子氏が「サッカーコートより少し狭い区画に300軒近い飲食店がひしめく」ゴールデン街の思い出を書く(先日の『日本経済新聞』朝刊)。浅川マキ、大島渚、松田優作各氏の話もあったが、私もかつて通った「dada」はもうない。
●No.5883/8.8

「甘酒。」
の売上が6年間で6倍になりインテージ調査で昨年、消費者の平均購入金額の増加率1位に(『サンデー毎日』8月12日号)。その歴史は、縄文時代に米や雑穀を口で噛んで壺に溜めた「口噛み酒」に遡るとか。江戸時代も疲労回復効果が注目されたが“飲む点滴”健在。
●No.5882/8.7

「中華街。」
と言えば横浜・神戸・長崎が三指に入るが池袋北口・東口一帯の中国人による中国人のためのチャイナタウンを「メトロミニッツ」(8月号)で紹介。78年の中国の改革開放政策以降に移った新華僑を中心に生まれた。楼門がなく知らない人も多いと書くが私も知らない。
●No.5881/8.6

「作曲家・宮沢賢治。」
について先日の「日本経済新聞」朝刊で作曲家の中村節也氏が紹介。賢治は楽曲用に二十数作、作詞し、うち8作の作曲を花巻農学校時代に行った。リズムや旋律に民謡の影響があり「ド・レ・ソ・ラ」の4音で作られたが、その曲は深遠でロマンチックだったか聴きたい。
●No.5880/8.5

「女、帰れ。」
と入学した私立医学校で日本初の女性の医師となった荻野吟子は男達から言われた(本日の『日本経済新聞』朝刊/春秋)。「女性は妊娠や出産で医者の職分を全うできない」と開業試験の受験さえ認められない時代に荻野は医院を開業した。明治初期ならまだ分かる話だ。
●No.5879/8.4

「火星。」
は15年ぶりの大接近で話題だが、赤く輝く理由は米航空宇宙局が76年に送り込んだバイキング探査機が酸化鉄(錆)の色だと解明したらしい(昨日の『日本経済新聞』朝刊)。北朝鮮のICBMの名も「火星」、新たなミサイル製造の可能性をトランプは知らぬふりか。
●No.5878/8.3

「政策の持続力が高まる。」
という日銀の説明は2%の物価目標を6度も延期したにしてはあまりに不遜ではないか(昨日の『NHKニュース』)。そもそも結果が出ないから大規模緩和を継続していたはずなのに、多少の修正を行うのを契機に過去の失策に言及しない居丈高さには強い憤りを感じる。
●No.5877/8.2

「オウムを直視してきたか。」
と全13死刑囚の刑執行に際し、逆らえぬ空気が狂気を生んだと論じた先日の「日本経済新聞」朝刊。それを言うなら「直視」しないこと自体が日本文化だ。天皇の戦争責任はもちろんイラク侵攻の是非から、細かな事件で言えばイラク外交官殺害も疑惑を放置したままだ。
●No.5876/8.1


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