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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2020年5月分
「心理カウンセリング=弱い人。」
という観念がある日本に対し、他国ではヘアサロンに行くように定期的にカウンセリングを受けると本日の「ACROSS THE SKY」。行う側の芙和せら氏は「その方が答を探し出すまで一緒に歩く」と説明。私はときにnoteがその役割を果たす、ように仕向ける。
●No.6542/5.31

「波紋が中央に逆再生で戻る。」
目をつぶり、そんなイメージを浮かべた中心に自分がいる。自身がランウェイに出る前に実践していたという“プチ瞑想法”をこう説明した富永愛氏(本日の『Sparkle Life』)。付け焼刃で行う私にも清爽さと脳が安らぐ感覚はある。情報に追われる前にぜひ。
●No.6541/5.30

「ネットなのか自分の考えなのか。」
分からなくなるからネットを遮断していると浅生鴨氏(先週の『マスメディアン 妄想の泉』 )。情報量が多過ぎると自分の頭で考えなくなるという指摘に同感した。ネット情報を鵜呑みにした他者批判は論外だが、寄らば大樹を嫌って生きた私も常に自らの考えか問いたい。
●No.6540/5.29

「Get the facts。」
つまり「事実を確認する」ラベルをトランプのツイートに付けたTwitter(昨日の『ワールドビジネスサテライト』)。ならば「郵送投票は不正を妨げない」という大統領の意見はさて置き、エビデンスなしの否定・肯定が罷り通る政治家の発言を全数検査すべきだ。
●No.6539/5.28

「パンはポルトガル語paoが元。」
と馬田草織著「ポルトガル食堂」(本日の『GOOD NEIGHBORS』)。リスボンは小ぶりで軽い小麦のカルカッサが肉のサンドイッチに合い、南部はぽてっとした丸形で香ばしく、トウモロコシとライ麦のどっしりと黒いパンも、と紹介を聞くだけで食べたくなる。
●No.6538/5.27

「100万人がコレラで死亡。」
したイエメンの惨状を語るジェトロ・アジア経済研究所の佐藤寛氏(本日の『JAM THE WORLD』)。17年の数字だが現在も感染は続く。また300万人の子が栄養失調にある同国を先進国は見殺しにしていると言う。難民の流出がないから放置したのだ(私も)。
●No.6537/5.26

「彼が大好きだったから。」
と白血病で同い年の78歳の旦那様を失くされた女性は微笑みながら言った(本日の『街録』)。一時は生きる目標を見失ったが、残された趣味の絵画を「遺作展」で発表したらと勧められ「彼に相談しながら」今は準備に忙しい。こんな言葉を最期に言えたら夫婦冥利だ。
●No.6536/5.25

「書いてる人のオーラ。」
が本を置くだけで滲み出ると言ったのは蔦屋書店の設計を手掛ける池貝知子氏(本日の『ACROSS THE SKY』)。その目に見えない力が書店や図書館を素敵に見せると語る。ドトールコーヒーは本が並ぶ壁紙ですませるが、選び抜かれた本の背表紙はオーラが増す。
●No.6535/5.24

「すみれの砂糖漬け。」
がオーストリア帝国の皇后エリザベートは好きだったらしいが、これをショコラショー(ホットチョコレート)に入れて飲むのを好んだのはショパンだ(本日の『SHIBUYA DESIGN』)。恋人のジョルジュ・サンドが作ったようだが、組合せが可愛いらし過ぎる。
●No.6534/5.23

「女房が作るまずい飯が一番旨い。」
と病床に伏す妻を思ってつぶやく外山(『深夜食堂』3部1話/メンチカツ)。妻が料理下手で美味しい料理を求めるうち料理評論家になった設定だが、出来立てで自分の舌に合い共に食べる妻が作る家庭料理が一番旨いのは理に適っていると思うし免疫力にも自信ありだ。
●No.6533/5.22

「頑張ることはつながるんや。」
と早大応援部長(三浦貴大)は言った(本日の『エール』)。自分が大怪我をさせた親友が悪びれる事なく言った「早稲田ば勝たせてくれ」という願いに「(野球と応援で)頑張る人によって頑張れる人がいる」と知る。頑張る姿が、人に頑張る力を与える、それが応援だ。
●No.6532/5.21

「外ごはん。」
を特集した「サルース」(6月号)。「うち」ばかりの世で久々に見たポジティブな「外」の文字。自宅テラスでの食事やお庭キャンプなど「外」を楽しむ人達も増えた。じゃがいもを千切りし固めるガレットを昔作った。粉チーズでくっつければいいのだと今回、知った。
●No.6531/5.20

「道幅は広くていい。」
と、さだまさし氏(本日の『ディアフレンズ』)。決めた道の右へ行っても左に行ってもいいが、その道は外さないで行く、とデビュ―47周年を振り返りながら説いた。私は「書く」という道幅を選んだまではよかったが、全く広がることなく、広げる才なく今日に至る。
●No.6530/5.19

「ブンゴウメール。」
とは、著作権切れの名作から毎日1〜3分程度で読める分量を著者(文豪)を発信元に届けてくれるメールサービス(先日の『COLORS OF WONDER』)。時間が取り難い現代人に気軽な読書の機会を提供する点が人気。電車通勤がなくなると読書時間が奪われる。
●No.6529/5.18

「食べ方が整うと自分自身が整う。」
とテーブルマナーを通して生活を教える小倉朋子氏(先週の『GOOD NEIGHBORS』)。私とて自然な作法に自信はないが、テレビでキレイな食べ方をする人が皆無に近い。上っ面で世界に和食を誇らずに雑な“手皿”を止める事から作法を見直すべきではないか。
●No.6528/5.17

「大きな分岐点に立たされている。」
と、ここにきて様々な方が苦痛の表情で言われる。もちろん否定はしないが、そんな事、この緊急事態の前から感じていなかったのかと思う。日本の政治は証拠のない否定が罷り通り、世界で生じる格差は放置され、国々は孤立を前面に出す。それは何も今だからではない。
●No.6527/5.16

「あきらめなければいつかきっと。」
花開くと音楽学校の教師はチャイコフスキーに言った(先日の『yes!?明日への便り』)。10歳で法律学校に入り19歳で法務省に就職して21歳になっていた男に対しては勇気ある助言だ。その後、音楽家になるも評価に苦しむが、あきらめない事で名曲を残した。
●No.6526/5.15

「不安になる人は生き延びる。」
と中野信子氏(本日の『GOOD NEIGHBORS』)。80年間の調査で、不安がある人の方がない人より長寿という結果が出た。しかも日本人は97%が不安傾向の遺伝子をもち他国より断然高い。森口博子氏が言う通り、あとは勇気さえあれば不安は武器に変わる。
●No.6525/5.14

「他人の物差し。」
で自分の価値が決まると考えるグラビアアイドル・千鶴(大塚千弘)は、手羽先の唐揚げを食べる姿さえ男に見せない(『深夜食堂』2部4話)。だが神崎(柄本佑)の裏切りに目覚め「見つかりました私の物差し」と笑った。恋愛も仕事もその物差しができて本編開始だ。
●No.6524/5.13

「オグラ。」
とはマンボウやしろ氏が卒業した千葉県立安房高校近くの小倉商店の別名(先日の『SkyrocketCompany』)で中沢けい氏らを輩出した同校の生徒に親しまれる。私の中学の裏門近くにパン屋があり、よく買ったが商店にまつわる学校の思い出もあるあるだ。
●No.6523/5.12

「もの言わずこらえる。」
日本人の強さを、セーヌ川が見える書斎のあるパリから帰国した原田マハ氏は感じた(先日の『おはよう日本』)。入国審査場の無言の列に自らも並び、主張せぬ点を指摘される日本人の気質が非常時では強さになると。であれば卑怯な非難はせず明日を見つめて堪えよう。
●No.6522/5.11

「店を一度閉める選択。」
と気軽に経産省出身の評論家は勧めるが閉店に伴う諸事や苦痛を想像できない(本日の『サンデー・ジャポン』)。タレントは自営業の苦しみを追体験できないならコメントは控えるべきだ。「融資は返さなきゃならない」という現実さえ代弁できるのは堀江貴文氏だけだ。
●No.6521/5.10

「たらこはミディアムレアに限る。」
と新宿の人気ストリッパー・マリリンが言う(『深夜食堂』第1話)。惚れた男の好物を真似するという設定だが、そんな女性には会った事がない。「今夜はコの字で」では先輩に酒場の愉しみを教えられるが、私もスコッチばかり頼んでいたのは亡き上司の導きがあった。
●No.6520/5.9

「Warm Blue Day.」
とは東ちづる氏による世界自閉症啓発デーのPR活動(『生活と自治』5月号)。「不特定多数が集うとパニックを起こす」と心配されたが9年目でそんなトラブルは一度もないとか。個性を活かす意味の「まぜご飯のような社会」に共感しつつ、遠いなと思う昨今の有様。
●No.6519/5.8

「手紙を書く。」
「オンライン〇〇」ばかり喧伝されるが今こそ手書きの出番ではないのか。写真は昨秋、購入したオーダーTシャツに添えられていた一筆箋を撮影しておいたのだが、こんな一言でも心は温まる。封書でなくてもいい、私は週末、私と妻の父母に近況を記した絵葉書を送る。
●No.6518/5.7

「どこで何が起こるか分からない。」
と自身の巡り合わせを振り返った上原浩治氏(本日の『石橋、薪を焚べる』)。高校通算で6回1/3しか投げなかった控え投手が1年間の浪人生活中のトレーニングで大リーグも注目の成長を遂げる逸話は信じ難い。よく言われる「ピンチはチャンス」は現実に存在する。
●No.6517/5.6

「我以外皆我師。」
を座右の銘に挙げた河村泰貴・(株)吉野家ホールディングス社長(先週の『日本経済新聞』朝刊)。アルバイトから社員になり3年間で6店舗の店長を務めて従業員との関係にストレスを感じた際にこの言葉で心が楽に。27歳で転職した私も当初は後輩に教えを乞うた。
●No.6516/5.5

「流行ってるものは正しい。」
としないと変化が激しい時代で生き残れないと箕輪厚介氏(先週の『TOKYO SPEAKEASY』)。YouTubeを胡散臭いと言った人々が自粛生活でその効果を見直す動きを指すようだが、流行りを拒否する選択が仮に正しいと言われてもだから選ぶのではない。
●No.6515/5.4

「恐怖は怒りと相性がいい。」
と#自粛警察の行為に関し太田光氏(本日の『サンデージャポン』)。Twitterで匿名の批判(怒り)が溢れる世が生まれ無断キャンセルや文化財への落書きが増えた。「感謝する時間は恐怖を感じないで済む」と糸井重里氏は言うが卑怯な怒りは確実に社会を蝕む。
●No.6514/5.3

「#ミニシアターと私。」
で経営難のミニシアターへの応援コメントを募り基金への寄付を訴える運動がある。ニコラス・ローグ好きだった「私」はミニシアターの先駆け「シネマスクエアとうきゅう」で「ジェラシー」を観た。私が選んだ映画を今観ているという実感がミニシアターか、それとも。
●No.6513/5.2

「入社1年目の教科書。」
が巣ごもり消費で好調と「日本経済新聞」本日朝刊。著者はライフネット生命創業者の岩瀬大輔氏で「マナー術はあるが心構えを書いた書はない」が発刊の動機だ。本は速読するな、2紙以上の新聞を紙で読め、とアナログ的発想も重視される。正確な敬語も学んでほしい。
●No.6512/5.1

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