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"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2008年3月
「(自公の)
 政調会長の
 出した
 ペーパー?
 」
が民主党政調会長に届いたらしいが署名はなく、国の法律を司る政治家の手続きとしてはいかにも幼稚(昨日の『政治討論』)。ここまで行き詰った政局を打開するのはゼロからの公式な段取りのはず。防衛省・国土交通省はじめとする腐敗もこれら基本の崩壊から生じる。
●No.2536/08.3.31
「裏道文化
 。」
の楽しさを説いたアーバンエコロジー代表の堀内正弘氏(昨日の『日本経済新聞朝刊』)。日本の道路は走りにくいから自動車の通らない裏道を行く、という薦めだが、散歩好きの私も裏道の面白さは実感している。日本の文化そのものなのに“開発”が台無しにしている。
●No.2535/08.3.30
「70年代
 コン
 テンツの
 魅力。」
を特集した「宣伝会議」(3/15号)。マーケティングの世界では語られないが、我々の世代は70年に中学入学、79年に大学卒業と正に70年代に青春時代を送った。「巨人の星」や「アタックNo.1」がCMで見直された事が特集の契機だが、さて70年代とは?
●No.2534/08.3.29
「漁協関係者
 から誠心
 誠意
 やったと
 言われる
 よう早急に
 検討する
 。」
と漁協の漁船捜索の費用負担に言及した石破防衛相(本日の『日本経済新聞』朝刊)。言葉に鈍感なマスコミは生涯気づかぬだろうが、この種の対応は「誠心誠意やったと言われる」ために行うのではない。それ以前の人間の心の問題だ。あまりに低レベルな戦争オタクよ。
●No.2533/08.3.28
「君が代。」
国歌斉唱で起立するしないを教師が個人で選択するのは自由だ。しかし、平和教育を単に君が代に象徴化するのでなく、カバンにナイフを隠し持つ意味を、公共の場での他者へのマナーを子供達に教えているのだろうか。平和への理解は他者の尊重から出発するという事を。
●No.2532/08.3.27
「私たちが
 作る
 品川区
 防犯
 マニュアル
 。」
なる小冊子が昨日、当社に届く。「安全なまちで安心して暮らしたい」で始まる濱野品川区長の挨拶は、しかし対症療法でしかない。私は既に20年以上前から教育が最大課題と言ってきたが、通り魔が常態化する現在は日本人の前頭葉に生じる異変こそ最優先課題である。
●No.2531/08.3.26
「福田内閣
 機能不全
 。」
と「サンデー毎日」(4/6増大号)。日銀総裁人事は大半が指摘するように“財金分離”なる改革の基本原理を無視したもので理解不能だ。株価下落への危機感も伝わらない。いまさらKYなどと揶揄するが自公もマスコミも国民も皆、この男を読めなかったではないか。
●No.2530/08.3.25
「手紙。」
は中国語でトイレットペーパーを指す、と電通最高顧問の成田豊氏(『文藝春秋』三月特別号)。「日中文化・スポーツ交流年」の経験から両国語の違いを述べた文章が面白かった。愛人は配偶者で走は歩くこと。でも同じ日本語なのに業界や企業で意味が違うのも不思議。
●No.2529/08.3.24
「プラス
 チック・
 ワード。」
とは「プラスチックのように変幻自在に組み合わせ、もっともらしく文章を製造できる単語」を批判した書籍。発展・問題・情報・活性化などが例示されているが、ステレオタイプな言語は広告文でも戒めねばならぬ。「優雅な気品のなかで快適な時間に陶酔する。」正に。
●No.2528/08.3.23
「とろ角。」
と聞いていかなるイメージを思い浮かべますか? 実はこれ、サントリーの販促で「角瓶」を冷やすと口あたりがまろやかになるという提案なのです。それにしても「とろ」という表現は、昨今の味覚から言語に至る“やさしさ・やわらかさ”全盛の空気を反映していますね。
●No.2527/08.3.22
「人間
 ウォッ
 チング。」
を「松月(東京都港区赤坂にある大正6年創業の老舗和菓子店)」2階の窓からよく行うと薬丸裕英氏(昨日の『はなまるマーケット』)。意外とこの行為が好きな人は多いのでは。私も早朝、5階のオフィスから下の交差点を行く人々を見ながら各々に流れる人生を思う。
●No.2526/08.3.21
「テレ東、
 通販の枕
 回収。」
番組での説明と商品内容の相違が理由(昨日の『朝日新聞』夕刊)だが、企業は前よりこの種の公表に積極的になった気がする。先日、車の話題でワーゲンのリコールをディーラーで告げられた方が「別に謝らないですよ」と一言。言えば済むという話でもない気がするが。
●No.2525/08.3.20
「上手な
 乾かし方
 。」
ジェットタオルの愚かさは本欄でも前々から書いているが、ご丁寧にイラスト入りで「奥から手前にゆっくりと」「手もみで完了」などと書かれると腹立たしささえ覚える。こんな馬鹿げた機器を設置している企業が“環境配慮”を声高に言う。核心を理解していないのだ。
●No.2524/08.3.19
「モンスター
 ペー
 シェント
 。」
患者のクレームで入院費を受け取れなかった経験がある病院は全体の6割に上り、全体の3割が職員の退職に追い込まれたそうだ(本日の『おはよう日本』)。最早、モンスターはペアレント(親)だけじゃない。そして私はこの心の荒廃こそが犯罪の分母だと心底恐れる。
●No.2523/08.3.18
「インター
 ネット
 依存症。」
を紹介した「朝日新聞」本日夕刊。手の震えなど離脱症状はともかく、依存症の類は定義が分かりづらい。TVにメールに携帯電話、サプリメントにスイーツに缶コーヒーに何より酒・煙草。依存体質はきりがない。 知らぬ間に指がキーボードを打つように動くのは恐いが。
●No.2522/08.3.17
「篤姫。」
周囲の評価は分かれるが時代劇にうるさい我が父も面白いと言う。今回も、碁を打ちながら於一と尚五郎が語り合う場面がよかった。本日の「朝日新聞」朝刊「TV端会議」でも好評の声を取り上げる。時代劇がいいのは、つまらぬ現代人の悩みを前提としなくてよい点だ。
●No.2521/08.3.16
「携帯
 メールの
 やりとりを
 めぐって
 トラブル
 。」
のあった秋田県潟上市の中1女子の自殺(本日の『朝日新聞』夕刊)。どんなやりとりがあったかはワイドショーに任せよう。だが、メールという通信手段に人の心を傷つける刃がある事は確かだ。いま当社WEB用にメールの功罪について書いているが、大人も要注意だ。
●No.2520/08.3.15
「美しさの
 カギは
 デコルテに
 あり。」
と「マリオン・ライフ」(3月号)。1年ちょっと前、美容系の広告で私はこの「デコルテ」に説明を加え書いた覚えがある。イブニングドレスの名前でしか目にしなかったこの言葉が女性誌を賑わせ始めたのはそんな頃からだった気がする。言葉はいとも簡単に流通する。
●No.2519/08.3.14
「おしゃれ
 ブロガー
 。」
なる存在があるらしく、いわゆるトレンドセッターになっている。妻経営のセレクトショップで春のチューブトップが品切れの人気となり(珍しく)追加発注が続いている。理由を探ると、どうも数人のブロガーの紹介が発信源らしい。情報社会を密に侵食するブログの力。
●No.2518/08.3.13
「ねんきん
 特別便。」
が私宛にも来た。「年金加入記録にもれがある可能性があります」とあり、実際に厚生年金の記録が一切ない。本通知記載記録以後、当社の顧問社労士さんに調査を依頼し「漏れなく加入されている」と結果が出た。修正依頼をすれば済むが、なぜこうなるのか、増添さん。
●No.2517/08.3.12
「門前町を
 食べ歩く
 。」
として回答数2万1384人による人気ベスト10を紹介(本日の『朝日新聞』夕刊)。仕事で昨年から今年にかけ浅草(第1位)と川崎大師(今回圏外)を取材し冊子にまとめた。ちなみに2位は伊勢、3位は長野だ。空気や匂いが肌にしみ込む正に日本の風情が大好き。
●No.2516/08.3.11
「広告会社の
 リスク
 対応力。」
なる特集を組んだ「宣伝会議」(2/15号)。内容は社員の不祥事をはじめとするクライアント企業のリスクに対するサポートで、広告関連各社自身のリスク対応にはふれていない。いま電通・博報堂両社の許し難い不祥事が社会面を賑わすが恐らく業界紙誌は無視する。
●No.2515/08.3.10
「たった
 50年で
 変わった
 食生活。
 また50年
 かけて
 変えて
 いけばいい
 。」
またしても食。月尾嘉男・東京大学名誉教授が、米からパンへ安い外国産へ、という日本人の食生活変化を、まず日本産の食料を食べるよう変えていくべきと提言(9日の『サンデープロジェクト』)。地球規模の食料危機への切迫した対策だ。政府よもっと真剣なPRを。
●No.2514/08.3.9
「Beds
 are
 burn
 ing.」
ロックバンド「Midnight oil 」の87年のヒット曲。オーストラリアのラット政権は、二酸化炭素削減効果を狙って、このバンドの元ボーカルであるピーター・ギャレット氏を環境相に据えた(昨日の『おはよう日本』)。この本気が日本政府からは伝わらない。
●No.2513/08.3.8
「なぜ大手
 スーパー
 ASDAが
 丸焼き用の
 チキンを
 1羽たった
 2ポンド
 (約420円)で
 販売できる
 のか。」
英国のテレビ番組の特集内容だ(『THE BIG ISSUE』90号)。鶏を早く太らせるため消灯時間を4時間に制限し、残りの時間は餌を食べ続けるよう飼育した鶏肉は伝染病の恐れが高くなり、そのため大量の抗生物質が投与される。食の汚染が人の脳を侵している。
●No.2512/08.3.7
「世界に
 広がる
 食料不安
 。」
と本日の「ニュース&スポーツ」。二酸化炭素削減効果が怪しいバイオ燃料などが原因で穀物をはじめとする食料の価格上昇が続いている。こんな状況下で日本の“消費者”とやらは未だに曲がったキュウリや虫食いトマトは食べないのだそうだ。こんな人間が食育と騒ぐ。
●No.2511/08.3.6
「官房長官の
 ような
 調整役なら
 感情を表に
 出さずに
 懸案を
 こなす
 ことが大切
 だが。」
と福田康夫議員を官房長官時代と比べ批判した「朝日新聞」本日朝刊。よくも恥ずかしげもなく。首相就任当時、マスコミはこぞってこの男を「受けがうまい」などと持ち上げた。昨年9月のNo.2346、2348他を見てほしい。節穴のマスコミに今さら何が言える。
●No.2510/08.3.5
「地産
 地消。」
を特集した「ブルータス」(3/15号)。昨今の中国産食材問題を見るまでもなく今後、目指すべき目標だ。低い食料自給率の一方で、今後「食」は“地産地消”派と低価格の海外食材を食す派との二極化が顕著になるのでは。言っておくがスローフードなんかとは違う。
●No.2509/08.3.4
「9.11  テロを
 めぐる
 疑念。」
について質問した藤田幸久・民主党議員を紹介した岩見隆夫氏(本日発売の『サンデー毎日』)。WTCビル崩壊は爆破が伴った可能性があり、ペンタゴンに残された穴は757型機より小さい他だが、確かに崩壊は不思議だった。悲劇を隠蔽しないでほしい日本も米国も。
●No.2508/08.3.3
「あさりと
 菜の花の
 パスタ。」
なるメニューが掲載されていた「とれぼーの」3月号に刺激されて今日の夕食に。いずれも旬の食材で美味。ちなみに菜の花は香川県産だった。今日のスーパー、雛祭りを前にイベントムード満点。和菓子店で桜餅を買い、ずっと凝っている「れんこんバーグ」を私が作る。
●No.2507/08.3.2
「現代人は
 呼吸が
 浅い。」
またしてもヨーガ。妻が通う教室の先生はこう言って息を深く吸う腹式呼吸を教えたという。浅い呼吸は脳に酸素を伝え辛いのだそうだが、これもキレる体質と通ずるか。私も以前から図書館や電車で隣に立つ人の荒い口呼吸が気になっていた。でも、一体なぜなのだろう。
●No.2506/08.3.1

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