
気道を確保し人工呼吸・胸骨圧を行う「心肺蘇生」と、最近、町なかで目立つ「AED」による心肺機能回復の技術と知識を指す「CPR」の普及・促進を目指す一般向けパンフレットの構成・コピーを担当した。
[コピー事例]
□p.1-2/もしも、家族や身近な人が突然倒れたら、あなたは適切な対応ができますか?
□p.3-4/最近、街でAEDをよく見かけますが、CPR(心配蘇生法)を習得 しなければ命を救うことはできません。
CPRのポイント〔技術〕〔スピード〕〔知識〕
□p.5-6/より完璧に。命を救うための適切な「技術」が、 CPRを成功に導きます。
□p.7-8/5分以内ですばやく。命を救うための適切な「スピード」が、 CPRの効果を確かにします。
□p.9-10/あわてず落ち着いて。命を救うための適切な「知識」が、 CPRの質を高めます。
□p.11-12/CPRがあって本当によかった。命を救われた人と、 命を救った人のストーリーです。
・事例1
駅のホームで生きたBLS講習の自信
新宿駅のホームで、心肺停止状態で倒れている方がいました。居合わせたライフセイバーの女性と私でCPRおよびAEDによる救命措置を行いました。体が動 き始めたころ救急隊が到着したのでお任せしましたが、倒れた方は後日ご飯を食べられるまで回復したとのことでした。人命救助のお役に立って本当によかった と思います。私は医療従事者でありながら蘇生の現場を数回しか経験しておらず、知識・技術に自信が持てずにいましたが、BLSコースを受講したことや今回 の経験により、日々の診療にも自信がもてるようになりました。
・事例2
患者さんの命を救ったAEDの知識と技術
私が看護師として働く病院での出来事です。患者さんの奥さんから「主人が呼吸をしていない気がする」との連絡を受け、新人看護師およびリーダーの看護師が 病室に向かいました。呼吸停止(おそらく心停止)だったので2人とも混乱してしまい、BLSコースを受講していてAEDの知識と技術があると私が呼ばれま した。すぐにAEDで救命措置を行うと共に他の看護師とCPRを行いました。その甲斐あって、今は元気になられたそうです。この経験から私は、より多くの 人に技術を広めることを決意し、インストラクターを目指し日々努力をしております。
□p.13-14/CPRを学ぶために、まずはトレーニングを受けてみましょう。
一般の方から医療機関の方まで、対象別にBLS・ACLS・PALS・ ハートセイバーの4コースが設定されています。
